空の音を聴く

好きなものについてまとまりなく書くブログ。関ジャニとか読書とか映画とか。

県庁おもてなし課と「ここにしかない景色」の話

本日がバレンタインだということを、今朝まですっかり忘れておりました。

通勤の電車の中、高校生の女の子が紙袋3つ分の手作りチョコらしきもの持っていて、「今日バレンタイン!?」と思い出しました。女子力はいずこに・・・(苦笑)

 

 

さて。どうでもいいかんじの前置きから始まりましたが、本題へ。

いきなりですが、私は、有川浩さんの作品が大好きです。

社会人になって「図書館戦争」を読んでそこから一気にハマってしまい、気が付いたら殆どの作品を手元に揃えておりました。

そして、錦戸くんが主演した「県庁おもてなし課」の原作も、勿論読みました。

先日、図書館で借りる本を選んでいましたら、この作品を見つけ、文庫は持っていたのですがハードカバーで読みたくなり、借りてしまいました。

そして、読み返して思うことがあったので、少しまとめておこうと思います。

 

 

 

<原作「県庁おもてなし課」について>

作品自体は有川作品として有名ですし、エイターさんとしては錦戸くんの映画でストーリーもご存じの方が多いでしょうから端折らせていただきます。

映画と原作の違いは色々とあるんですけれども、原作の方がラブコメ度が強い、ということでしょうか。映画は、より高知の魅力が伝わってくる作りになっていたと思います。

もし映画だけ見て原作がまだの方がいらっしゃいましたら、是非とも読んでみてください。

主人公が社会人になってまだ間もない人なので、一番感情移入出来るという意味で、仕事を始めたばかりの人にお勧めしたいんですが、中高生の進路を迷っている方にも是非。

私も社会人になってまだ数年、社会人と名乗っていいものかというほどの甘ちゃんなので偉そうには言えないのですが、「仕事をする」事は何なのか、「一生懸命取り組む」事は一体どういう事なのか。そういったものが詰まった作品です。

中高生の多感な時期に、こういったお仕事ものを読んでおくのってとても良いことだと思います。近年は職場体験やインターンシップを中高生からやる時代ですし、実際のお仕事を肌で体験出来る機会はありますが、これから大人になるうえで大切なもので、読書からでしか得られないものもあります。

色々な方に読んで欲しい作品です。おすすめです。

 

 

 

<「ここにしかない景色」の話>

 さて。次は、映画版の主題歌になった「ここにしかない景色」についてのお話なのですが。

私は、この映画が公開されてすぐ、劇場に観に行きました。

当時、エイターでも何でもなくただの原作好きの人間として観に行ったのですが(それなのに今はエイターになってしまいました。不思議なものです。)・・・エンドロールでかかっていた音楽と、映像との相乗効果でボロ泣きしてしまいました(笑)

「良い曲だな」と思い、ただ泣いていたので誰が歌っているかは確認せず、その後も某百科事典などで調べることなどせずにいたので、曲名や誰が歌っているかはずっと知らずにいたのですが、覚えやすいフレーズだったので♪ようこそ 僕らの街へ とたまに、思い出すたびに口ずさんでおりました。

時は流れ数年経ち、エイターとなり、エイトの曲をデビュー曲から遡っている時に「ここにしかない景色」を聴きましてビックリ仰天いたしました。

よく口ずさんでいたあの曲が、まさかまさかのエイトさんの曲だったとは(笑)!!

よく考えると、錦戸くんが主演したし、ジャニーズの方が主演したドラマや映画ってよくその方がいるグループの歌が主題歌になったりしているし、そりゃそうだよね、というかんじなのですが・・・(笑)

でも、まさかの再会でした。

 

「ここにしかない景色」って、良い曲ですよね。

エイターの皆さまには「今更!?」って言われてしまいそうなんですが・・・。

でも、本当にいい曲。

この曲は、「故郷へ感謝を伝える歌」だと認識しております。

歌詞から素直な気持ちが伝わってきます。

ですが、何度か聴くと、本当に色々な意味を含んだ曲のようにも思えてきます。

私が思ったのは、結婚ソングなのではないかと。結婚ソングというか、結婚に至る前のカップルの気持ちを歌っている歌、のように聞こえてきます。

 ようこそ僕らの街へ

 っていう部分が、都会で暮らしてるカップルで、結婚が決まった時に地元の親に紹介するのに帰省して、「ここが僕の育った街なんだよ」って紹介しているようで。

 モノクロから少しずつ色づく想い、染まってく景色

君の心に響け

 の部分は、その人を好きになって、どんどん周りの景色が色づいていって、今見ている景色がとても綺麗で、それを伝えたいんだよって言っているように聞こえてきます。

 

一番感じたのは最後のサビの部分。

 僕らは偶然の中で出会って

同じ時を共に生きている

(中略)

幸せを今抱いて 大切な場所へ

 育った街は違うけれど、偶然出会って恋をして今、新しい場所へ踏み出そうとしている。大切な場所へ=家族になろう!

・・・のような意味でも、捉えられるんじゃないかな・・・?と。

もう全部妄想でしかないんですけれども、自分にはそう聞こえてきてしまいます(笑)

 

故郷を大切に思う歌でもあるんですけれども、これから新しい一歩を踏み出そうとする歌でもあると思います。

個人的には、そういう意味もあったら素敵だなぁ、と思っております。

 

 

 

 

<故郷を大切に思うアイドル>

そして。

「故郷を大切に思う歌」である、「ここにしかない景色」。

曲自体とてもいいと思うのですが、すっと心に入って来るのは、歌っている彼ら自身が故郷を大切に思いながら、故郷の言葉を大切に使っているからなんだろうな、と。

彼らも関西の言葉をやめようと思っていたこともあるようですが、でもやっぱり、言葉を忘れないでいてくれて良かったなぁ、と。

高校の国語の先生が言っていたんですが、「故郷を大切にする方法の一つが、言葉を忘れないことなんよ。」と。

「ふるさとの言葉は、大切にせんといけんよ。」と。

当時は「方言ってださいじゃん」「標準語の方が良いな」と思っていたんですけれども、今となっては、喋れて良かったな、忘れなくてよかったなと思います。

習おうと思って喋れる言葉じゃないですし、やっぱり、温かみを感じます。

関東に出た時、一番ぐさっときたのが言葉でした。何だか寂しさを感じたのを覚えています。

標準語が冷たいというわけではなく、故郷の言葉がいかに自分にとって温かいものだったのかが分かったんですね。

きっと、彼らが標準語で喋る「関西出身アイドル」だったら、地元の人たちに今でもあんなに愛されていなかったでしょうね。そもそも「関西出身」と言わなくなっていたかも(笑)

エイトさんの魅力は、勿論「関西出身」というだけではないですけれども、彼らの魅力であり、武器の一つであるのは間違いないんだろうなと思います。

私は、彼らの関西弁がとても好きです。

地元の言葉と似ている部分があるというのもあるのですが(アクセントとか、大きくは違うんですけど使う単語や語尾が似てるところがあるんです)、何よりとても温かい。

地元の言葉を忘れていないのって、いいなと思う。

(ただ彼らの場合は、いつも一緒にいたから、というのが大きいのかもしれませんね。同じ言葉を話す人たちで集まっているのって、大事な要素だったと思う。)

そして、関西が大好きなところも、本当に素敵だな、と。。

都会出身だろうが、田舎出身だろうが、自分の故郷をああやって好きだと思えて、それを言えるのって、いいなと思います。

 

日本全国だけでなく、海外にもエイターさんはいらしてて(先日、京セラの千秋楽に外国の方がいらしてて驚きました。二人組でどちらも海外の方でした。)、それぞれの方に故郷はあるわけで。今、故郷に住んでらっしゃる人もおられるだろうし、故郷から離れている人もいるだろうし・・・

この歌を聴くと、本当に、自分の故郷のことを大切に感じるのです。

それと同時に、彼らの故郷を愛する気持ちをひしひしと感じます。

先日、「Tokyoholic」という曲を世に送り出した彼らですが、「ここにしかない景色」も同じように、どうかこれからも大切に歌って行って欲しいな、と願っています。

 

あ、あと「ここにしかない景色」バージョンのジャケットがとても可愛くて大好きです。

みんながフリップ(?)を持っているバージョンの。

エイトさんのCDのジャケットで一番好きかもしれません。ああいう自然体な、等身大な姿を映したものがとても大好きです。

皆さんはどのジャケットがお好きなんでしょうか。一番人気はどれなんでしょうね。

関ジャム感想 2月5日OA

少し間が空きましたが、久しぶりに書きたいと思います。

 

本日、やっと日曜に放送された「関ジャム」の「音大の世界」を観れました。

自分も幼稚園の時からピアノ・中学からサックス・大学から合唱と、ずーっと音楽に触れてきたので、とても興味がある分野だったし、何よりジャムセッションがとても素晴らしくて。

少しだけですが、感想を書き残しておきたいと思います。

 

 

 

本編の感想

 BMGに自分が弾いたことのある曲が流れててちょっとだけ興奮しました。ブルグミュラー

音大の世界って、本当に想像出来ない世界ですよね。

私は、知り合いに芸術大学出身の方がいるのですが、彼女が言うには「まず芸大に入るところが狭き門だから」とのことで。

今回の関ジャムでも入試のことが紹介されていましたが、とてつもないくらいお金がかかって、狭き門なのだなぁ、と。

でも、よくよく考えると、レベルの高い大学に入るために皆、塾とかに通っていて、それが音大の場合レッスンになっているだけなのでしょうね。

良い塾って、きっと高いでしょうしね。お金がかかるという意味では、一般的な大学も、音大も変わらないのでしょうけれど、お金の桁が違いすぎるんでしょうね。

私も、はるか昔ですが音楽療法士になりたい時期があって。ぽつりと「音大行きたいなぁ」と親に言ったことがあります。そのあと看護師という夢を見つけてそれは立ち消えたのですが、親は相当焦ったことでしょうね・・・(苦笑)

 

のだめカンタービレ」の影響で、音大や音楽に取り組む人たちのことは少しですが世間に浸透してきたのかな、と思います。

どうしてものだめちゃんのイメージで見てしまうのですが・・・(笑)それでも見ていて本当に面白かった。

ただ、五線譜のマスキングテープとか売店に指揮棒売ってるとかは音大ならではですよね。

私の通っていた学部は、医療系だったので白衣とか聴診器とかメスの替え刃とか売ってました(笑)

その学部ならではのものってあるんだろうな。

 

 

 

マイナー楽器のくだり・今後のちょっとした希望

マイナー楽器のくだりは、少しだけ残念というか寂しい気持ちで終わってしまったような気もします。

これは自分の経験上なんですが、自分が吹奏楽部に入った時も、オーディションで楽器の枠を争って敗れた子が沢山いました。むしろ希望通りの子の方が少なかったです。

ピアノとか、バイオリンとか、幼少期から触れるような楽器以外は、そういうきっかけの方が多いんじゃないかな?と思います。

だからマイナー楽器だけじゃないのでは?と個人的には思いました。

はじめは漏れてそれになってしまったけど、でも今はこんなにこの楽器が好きで道を極めている!こんなに素敵な楽器です!っていうのがもっと紹介されても良かったんじゃないかなぁ、と。

私も、「サックスっていいよね」って言われたらすごく嬉しいし、すごく好きな楽器です。

楽器は本当に奥が深いので・・・木管で1時間、金管で1時間、弦で1時間とか、楽器だけで是非とも1時間がっつりやっていただきたいです(笑)!

いつか実現するといいな。

 

 

音楽と向き合うということ

今回、ゲストの皆さん話がとても上手で驚きました。

自分の好きなものが、極めてきたものを伝えて、関ジャニはじめみんながあれだけ笑顔で、楽しそうに聞いてくれて、嬉しかったろうなぁ。

 

きっと幼少期から、私たちが想像できないくらいの練習をして、音楽と向き合ってきたのだろうと思います。

CDとか楽譜とかでは形に残せますが、音楽の場合、一番大事な生の演奏は、形に残せない。

しかも、どれだけ練習しようとも、100時間練習しようとも一音ぽしゃっただけで「ん?」と言われてしまう。

物凄く厳しい環境に身を置かれている。

凄いな、と思います。

今回も、ジャムセッションをはじめ、皆さんの実力が如何なく発揮されていましたが・・・ずーっと、戦い続けているからこそ、ああやって発揮出来るんでしょうね。

それにしてもソルフェージュ、本当にすごい(笑)

幼稚園の時からピアノをしている自分ですが、如何せん真面目にしてこなかったので絶対音感なるものは全くもってありません(笑)

新垣さんが調を指定してくれたので右手だけはギリギリ聞き取れましたが、リズムまではあれだけの回数聞いただけでは書けそうにありませんでした。

ぱーっと楽譜に書いていた清塚さんすごすぎます。しかもオーケストラでやることもあるっていうのが、本当にすごい。

音大の人たち、本当に毎日必死に向き合って、戦っているんでしょうね・・・

 

 

ジャムセッションについて

雪の華」。

 

美しいピアノとバイオリン。

聞いていてとても贅沢な気持ちになりました。

関ジャムがなかったら、聞けなかった演奏って今までに沢山あるんでしょうね・・・。とても贅沢。

 

すばるくんの歌声が、硝子のように繊細で、でも絶対に折れない、割れない、芯がしっかりしたお声で・・・

何だか胸いっぱいになってしまいました。

すばるくんは、「震えた」と仰っていましたが、ああやってクラシックの世界で戦い続けている人とする演奏、ボーカルは一人で、他のみんなの楽器をバックに歌い上げるって・・・想像するだけで私も震えてきそうです(笑)

終わった後に、「はぁ~!」と天を仰いでいた姿を見て、きっとこの曲と、長いこと向き合っていたのだろうな、と感じました。

 

すばるくんの声と歌は、きっと音楽の神様に愛されたものなんだろうな、と感じています。

すばるくんの歌声は、唯一無二のものだと思う。

でも、神様に愛されるためには、愛してもらうためには、本気で、真剣に、歌と向き合わなきゃいけない。

どれだけ大変なことでしょう。

 

私事で恐縮なのですが、合唱部時代、合唱曲って有名な詩をもとに作られていることが結構ありまして。詞の中にはテーマがとてつもなく重いものもあって(ストレートな題名の、「生きる」という曲を歌ったことがあります。)、自分のいた合唱部ではその歌詞を朗読する練習などもあったのですが、言葉と向き合うのが本当にしんどいことがあって。

歌と向き合うのって、すごくすごくしんどいし、根気がいることだと思います。

 

デビューした時から、すばるくんをはじめ、彼らはずっとそうやって色々なものと向き合ってきたんでしょうね。

それを改めて感じました。

すばるくんの歌、とても素敵でした

 

 

 

こういう番組があるのは、本当にうれしい。

何より、出演者皆さんが音楽が好きなんだろうなって思います。

それが伝わってくるのが何よりうれしいです。

これからも末永く続いていって欲しいなぁ。

関ジャニにミュージカル曲を歌って欲しい。

最近、関ジャムの今までの出演者はどうだったろう?と思うことがありまして、某百科事典を見ていましたら、なんと、「StarS」の出演の回で「民衆の歌」を歌ったとか・・・!

そんな事って・・・!見逃した自分が情けない・・・。

調べてみると、ジャニ勉でも山崎さんが出て「民衆の歌」を歌ったんですね。

 

ブロガーさんの感想を辿ってみると、関ジャムのセッションでは丸ちゃんが三人と歌ったのは把握出来ました。

めっちゃ見たかった・・・

 

私は、丸ちゃんにはミュージカルに出て欲しいと思っております。

丸ちゃんの歌声を聴いていて思うのですが、声から伝わってくる感情、心情がとにかくすごいな、と。曲毎に別人に聴こえるし、全ての人から気持ちが伝わってくるようで。

自分は、ミュージカルにおいては、歌から「感情」が聞こえてくることが重要だと考えているのですが、丸ちゃんはそこにドンピシャではまるので、是非ともミュージカル曲をもっと歌って欲しいし、願いが叶うならミュージカルに出て欲しい。

そして、ヤス君にも出て欲しい。

彼の声は、高めのトーンで出ている時でもうっすらと低めの波が出ているかのように聞こえてきて(これは私だけかもしれないのですが)、何とも耳に残る声だなと思うのです。歌唱力自体もすごいけど、曲毎の声色の変化がとにかくすごい。

ミュージカルみたいに感情がダイレクトに反映されている歌ばかりの舞台に出て欲しいなぁ、と。あの声で歌われちゃった日にはとんでもないことになりそう。

ダンスも上手いし演技も上手いし、きっとすごいことになるはず。

だから、「俺節」はすごいのだろうな、と。

 

最近は行けてないのですが、元々ミュージカル大好き人間でして、「丸ちゃんとヤスくんに歌って欲しいな~」と思う曲がいっぱいありまして(笑)

色々と考えているうちに、エイトさん7人に歌って欲しい曲も思い浮かんでしまい、自己満足ですがちょっとだけ書き残しておきたいと思います(笑)

以下、動画なども載せるので非常に重くなります。そして曲毎に語ります。

お時間がある時にゆっくりどうぞ。

 

 

 

 

<ソロ編>

この人がソロで歌うならこの曲聞きたい編。

 

 

横山さん:「クール・ヘッド」レディベスより

 ※その曲だけの映像がなかったので、公式映像をお借りします。「クール・ヘッド」は1分50秒から歌われている曲です。

 

「レディ・ベス」*1は、「モーツァルト」「エリザベート」を生み出したコンビによる新作品を、日本で最初に上演したというとんでもないスケールの作品でして、舞台はエリザベス1世時代より前のイギリス。

観に行ったのですが、曲もそうですがセット・衣装もとんでもなく美しい。

「クール・ヘッド」は主要人物の一人であるスペインのフェリペ王子のソロ曲でして、これがまたかっこいいのです。衣装を見ていただいたら分かるのですが、とてもセクシーです(笑)

横山さんは何がいいだろう、と考えてこれしか思い浮かびませんでした(笑)

完全にビジュアル重視です(笑)

横山さんがしたら美しい光景になることでしょうね。

観たいけど、観たら「うぎゃっ」となりそう(笑)

 

 

 

丸ちゃん:「幸せの秘密」ダディ・ロング・レッグズ 足ながおじさんより

 

「ダディ・ロング・レッグズ」*2は、タイトル通り「あしながおじさん」のミュージカル版です。

関ジャムや、最近はディズニー界隈でも有名だと思うのですが、「StarS」の一人、井上芳雄さんと、声優の坂本真綾さんの二人舞台のミュージカルの曲です。

観に行ったのですが、驚くくらい優しく、あたたかいミュージカルです。

曲が本当に良くて。涙があふれてくる曲ばかりです。

これは本当におすすめ。一度観て欲しい。CDも発売されています(スタジオ録音ですが)。

 

この歌の歌詞がとても優しくて。

丸ちゃんに歌われたら、きっと涙が止まらなくなるだろうな。

でも聴きたい。

 

 

 

 

錦戸くん:「ピラミッドを建てよう」アイーダより

錦戸くんは・・・?と考えたらこれしか思い浮かばなかった・・・!!

アイーダ*3古代エジプトが舞台のお話です。

主人公のアイーダ(ヌビアのお姫様)とラダメス(エジプトの将軍)との悲恋の物語で、この歌を歌っているのは、ゾーザーというラダメスのお父さんです。

息子を利用して策略しているお父さんでして、この歌では、自分こそ王になってやる!と息巻いています。

ゾーザー隊といわれる後ろのダンサーたちを引き連れて踊る曲なのです。歌詞は、一瞬「?」となってしまいそうな箇所がありますが、かっこいい曲です。

クセのある曲ですが錦戸くんなら歌いこなせそう。ダンサーを引き連れてキメて欲しい。

 

 

 

大倉くん:「あの声」リトルマーメイド*4より

 

私の中の大倉くんのイメージは、「王子様」です。すらっとしてスマートなかんじの・・・笑顔も子犬みたいで可愛いし。

ミュージカルで王子といえば、リトルマーメイドのエリック王子(私の中では)。

海で溺れてアリエルに助けられたエリックですが、その時は顔を見ずに、美しい歌声だけを聞いていました。その声の持ち主に(アリエルとは知らず)恋に落ちてしまった、世界が変わってしまったよ、という歌です。

大倉くんの甘い声でぜひとも歌い上げて欲しいです。

衣装も王子風で・・・(笑)!!絶対かっこいいと思う。

 

 

 

ヤスくん:「On my own」:レ・ミゼラブル*5より

 

レミゼ自体有名でしょうから作品については省略させていただきます。

私は、レミゼではエポニーヌが大好きです。そして、この曲が本当に大好きでして・・・

ヤスくんがレミゼを歌うなら、絶対に「On my own」がいい。

日本語バージョンで歌って欲しい。東宝の訳で。

最後の「愛してる でも一人さ」のところをヤスくんの声で聴けたらもう感無量だと思います。

 

 

すばるくん:「On My Way」Violet *6より

コンサート映像なのですが、この曲のハイライト部分だったので。

タイトルロールを演じるサットン・フォスターの伸びやかな歌声と、すばるくんの歌声が被るところがあって、すばるくんが歌ってくれるならこの曲がまず思い浮かびました。

顔に傷を負ったヴァイオレットという少女が主人公で、心が傷ついたまま大人になり、傷が治せる人がいるというので旅をして・・・というお話です。

私は本編は観たことがないのですが、トニー賞の映像でこの曲を知りました。

とんでもなくパワーがある曲です。

是非ともすばるくんに歌って欲しい。

 

 

 

村上くん:「SOS」マンマ・ミーア*7より

 

正しくはソロじゃなくてデュエットなんですけども。

村上くんで考えると、パッとこの曲が思い浮かびました。

映画化されたりしているし、かなりメジャーなミュージカルかなと思います。

ABBAの曲がとにかく良い。

この曲も名曲です。主人公のドナとすれ違うサムが、自分の気持ちが届かなかったのか・・・と嘆いている歌です。

ちょっと掠れているようで掠れてない、村上くん独特の声にめっちゃハマると思う。

後半からはドナが入って来るデュエットになるんですが・・・ドナパートはすばるくんかな。

 

<コンビ編>

 まだあるんかい!と言われそうですが、ミュージカルで外せないのがデュエット曲。

明るい歌、悲しい歌・・・目を見つめながら、踊りながら。

色々なパターンがありますが、名曲が本当に多い。

エイトさんに、二人で歌って欲しいなと思う曲編です。

 

 

横山さん&村上くん:「What you own」RENT*8より

 

この二人で歌うなら、絶対これだと思う。

主人公のマークとロジャーが2幕終盤で歌う唄です。仕事がうまくいかずモヤモヤを抱えるマークと、恋人とすれ違い傷心のロジャー。二人が、自分の道を切り開いていく歌です。

この曲は、見つめ合ったりとかそういうのは無くて、全く違う場所でそれぞれが歌っているという設定です。ただ、二人の気持ちがリンクしている。通じ合っているのです。

私は、ヨコヒナコンビには、いわゆるべったりな関係ではなく、つかず離れずなイメージをもっています。ただ、目指しているものとか、ゴールとか、そういう意識は同じなイメージもあって。

是非とも横山さんと村上くんに歌って欲しい。

 

 

丸ちゃん&ヤスくん:「あなたを忘れない」WICKED*9より

 

WICKEDは米国での初演から10周年以上が経過し、今なお人気な作品です。

日本では四季で公演が行われています。

英語版のタイトルは「For good」。個人的にはWICKEDで一番の人気曲だと思っています。トニー賞の10周年記念でのナンバー披露でもこの曲が選ばれていました。

貼り付けているのは日本語版ですが、英語詞がとにかく素敵なんです。

主人公のエルファバと、グリンダが、別れを迎えようとしている時に歌われる歌なんですが、「Because I knew you」と言うんです。私はあなたを知っているよ、と。だから忘れないの、あなたの事をと。

後半の盛り上がりは必聴です。見つめ合いながら歌って欲しい。絶対この2人に合うと思う・・・!別れの曲ではあるんですけれども、この2人の声なら最強だと思う。

あとは、「I’ll cover you」RENTとかも歌って欲しいです。こちらも名曲。コリンズが丸ちゃんで、ヤスくんはエンジェルがいいな。

 

 

すばるくん&錦戸くん:「Take me or leave me」RENTより

 

RENTばかりですみません(笑)

映画版を貼り付けています。最初に歌っているのがモーリーンで、次に歌っているのがジョアン。女性同士のカップルなんですが、これを歌う場面ではすれ違いで喧嘩しているんです。「受け止めてよ、ありのままを!どっちか決めてよ、(付き合うことを)続けるか、終わりか?」と歌っている曲です。

RENTの舞台でもかなり人気が高い曲でして、歌がうまい人が配役される役なのでとんでもない迫力です。

すばるくんはモーリーンで、錦戸くんがジョアンかなぁ。二人にぜひとも歌って欲しい。

 

 

大倉くんを含むコンビのデュエットを考えてみたのですが、思いつきませんでした・・・すみません・・・。

とりあえず、こんなかんじでしょうか。

メジャーどころからマイナーまで様々ありますが、自分的にはこれだな!と思うものが選べたかと思います(自画自賛)。

ミュージカルは、一度ハマると、とことんはまります。

私も、今は地方に引っ越したのでほとんど行けなくなりましたが、関東に住んでいた時は1週間に1回は観に行っていました。

何個か曲をあげている「RENT」は、それこそ片手では足りないくらい観に行ったので、1週間に2回とか・・・(笑)

関ジャムでもダブルキャストのお話が出ていたようですが、ミュージカルの魅力の一つとして、ダブルキャストによる違いというのもあるかと思います。

同じ台詞、曲、演出なのに、演じる人が変わるだけで全然別の人のように思えるのです。その違いを楽しんだり、ダブルキャストばかりのミュージカルだと自分が好きな組合せを観に行ったり。

ブロードウェイでやるようなメジャーどころだけではなく、オフ・ブロードウェイと呼ばれる小さい劇場でやるような作品にも良いものが沢山あります。

日本でも色々な作品が上演されていますので、是非。

 

ミュージカルは奥が深いので、関ジャムで「ミュージカル特集」をして欲しい。

欲をいうならオフ・ブロードウェイ系の作品を取り上げたりして欲しい(笑)

メジャーどころばかり掘り下げるのもいいけども。

ジャムセッションで歌うなら、この曲を7人とピアノとか、本当に音を少なくして声を堪能したいです。

 

またまた「RENT」より、「Seasons of Love」です。

2幕の最初に歌われる歌で、作品自体のテーマソングでもあります。

52万5600秒ある1年を何で測ろうか、という歌です。真夜中、日暮れ、コーヒーの数で測ろうか・・・と言っているのですが、この曲では、「それは愛」だと結論づけています。

そして、後半の歌詞が本当に良くて。「生きている意味を抱きしめて」という歌詞が出てきます。本当にこれが胸にぐっとくるんです。

名曲です。

 

 

 

はぁ~すっきりした~(自己満足)。

エイターさんのブログを見ていると、ミュージカル好きの方も結構いらしてるような印象です。

皆さんの、エイトさんに歌って欲しいミュージカル曲があったら是非教えてください。

 

関ジャム、本当にミュージカル特集してくれないかな。

こういうのはきっと、ここだけにとどめずに、意見として送るべきなのでしょうね。ただ言うだけだったら誰でも出来る。

上手くまとめられないだろうけれど、いつか要望を出してみたいものです。

 

*1:2014年初演。東宝系ミュージカルです。2017年に再演が決定しています。演出は有名な小池先生。

*2:2013年東宝で初演。日比谷にあるシアタークリエでの小規模な劇場での公演のためチケットは争奪戦状態でした。2014年にスピード再演され、今年待望の2度目の再演です。

*3:日本では四季が上演。ディズニー系のミュージカルです。この曲を歌っているのは飯野おさみさんで元ジャニーズだとか。

*4:2013年四季で日本初演。「ピラミッド」を建てようでキメている俳優の飯野おさみさんがセバスチャンの初演キャストでした。

*5:1987年初演。歌っている島田さんはエポニーヌの初演キャスト。東宝の看板ミュージカルで、今年再演されます。

*6:97年米国初演。日本では2016年。サットン・フォスターの代表作のひとつ。このミュージカルで2014年のトニー賞にノミネートされています。

*7:2002年四季で初演。映画も公開され更に有名になりました。カーテンコールがめちゃくちゃ楽しく、四季の劇場でまさかのペンライトを振ってみんなで踊ります。

*8:98年に日本初演。その後、東宝にて2008年より定期的に上演されており、今年再演です。メッセージ性が高く、熱いファンが多い作品。

*9:2004年米国で初演。オズの魔法使いの悪い魔女・エルファバにスポットをあてた物語です。

今週末の色々なこと~Mステ・Aスタ・破門公開~

 

「破門」公開日から、3日。

今日、ランキングが出ていて見ました。5位ということで。

大型作品、話題作とぶちあたっていたのでどうかな?と思っていたのですが、口コミを見ると、映画ファンの方から好意的な意見が多くあって、何だかほっとしたような、嬉しいような、そんな気持ちです。

やはりどうしても、エイタ―としての、横山さん担としての贔屓目がどこかにあるのでは、とずっと思っていたので。

映画館でも、映画ファンのおじいちゃん、おばあちゃんのような方たちがいらしていて、満足そうに帰っていかれていたので、嬉しかった。

第三者目線で見ている方からの好意的な意見は嬉しい。

勿論、批評も受け止めて、この映画が愛されるものになっていけばいいなと思います。

原作の方も、私の住んでいる小さい街の図書館でさえも、予約待ちになっていました。それだけ注目が集まっているってことなんでしょうね。

リアルタイムでこういった瞬間に立ち会えて、幸せです。

 

 

さて。前置きが長くなりましたが、タイトル通り、金曜日のMステ~A-studio~そして横山さんのwebでのテガミについて、少し書いておきたいと思います。

 

 

 

Mステについては、前々回の記事で少しだけ書かさせていただきました。

ツイッター、ブログを見ても、色々な方が思いを書かれていて、その温かさに涙が出てきたり、ほほえましくなったり。

何度見返しても最初の緊張感は凄まじいし、その後からはウルウルしてしまうんですけども・・・それでもファンにとってはめちゃくちゃ大切な「なぐりガキBEAT」になったと思う。

 

A-studioについては、中々書くことが難しいのですが・・・

 

自分は、デビュー前から横山さんを存じ上げていて、横山さんが出ているドラマや番組は、追えてないのも山のようにありますがたまに見さしていただいていて、ただ、エイトさん自体には興味が無かったので、1年1年丁寧に追えていませんし、そこでの横山さんの発言やエピソードなども丁寧に追えていなくて。

横山さんのご家族のことは知っていたけど、エイトさんのファンになってから知ったことの方が、比べものにならないくらい多かった。

今回、テレビ誌とかでAスタではご家族のことをお話すると聞き、どのような内容になるのか、心臓をどきどきさせながら見ていたのですが・・・

 

ご家族のことを、ああやってテレビでお伝えすることって、どれだけ覚悟が要ることなのか、とも思ったし、でも、鶴瓶さんという信頼している方の前だからお話出来たのかな・・・?とも思いました。

自分の気持ちが吐露できる人がいることは、とても貴重だと思う。それでいて、傍にいてくれる人がいることも。

鶴瓶さんは、ただそのお言葉を引き出すだけじゃなくて、横山さんを支えようと、傍にいてくれる人だから、横山さんも感情があふれ出してしまったのでしょうね・・・。

 

これはあくまで私の意見です。違っていたら申し訳なく思うのですが・・・

鶴瓶さんの最後のお言葉は、横山さんのファンの方が、エイターの皆さんが、ずっと言いたくても言えなかったことのような気がします。

彼が外に出さない気持ちや思いについてで、尚且つ一番繊細な部分の事柄ですから、ファンの方も、思っていても口に出せなかったんじゃないかな?と思う。

横山さんのファン、エイタ―の皆さんだけじゃなくて、メンバーも、スタッフの方も、周りにいる方、みんなが横山さんの幸せを願っていると思います。

横山さんに、それが少しでも伝わっていればいいな、と思う。

以下、鶴瓶さんのお言葉を抜粋させていただきます。

 

「お母さんが亡くなった時に、ヨコは、絶対にこの弟は俺が、一人前になるまで面倒みるって、宣言したんですよね。それで実際に上の弟はもう結婚し、で、下はもう独立したわけですよ。俺はね、もう次は、お母さんは、きっと。ヨコ、もう今度は自分のこと考えて欲しいって、そう、たぶん、うえで思ってはると思うんですよね。やっぱり自分のことをやらないと絶対ダメで。2007年に、彼は雑誌のインタビューで「男たるものはもっと上をいかないと、天下を獲らないとあかんねや」というのを言ってんですよ。映画の中で、自分の吐いた言葉を、自分は絶対にのみこまないからやっていくっていう宣言を、まぁ良い台詞でしたね。自分の吐いた唾はようのまんて。それを言ったからには、是非、これからもっともっと上を目指して、関ジャニでもそうやし、横山裕でも、もっともっと上を目指していただきたいなと思います。」

 

この言葉を、ずっと忘れないでおこうと思います。

 

 

 

そして、「破門」公開日に、Webにアップされたテガミ。

「悔しい」と、あそこまでストレートに思いを書かれるとは思っていなくて、驚きとともに、涙が止まらなくなりました。

メンバーも、周りも、そしてファンからの期待も、沢山の沢山の人の思いを背負っての「なぐりガキBEAT」披露だったんですよね。

横山さんの思いの大きさが、私が想像していたより遥かに遥かに大きくて・・・

「破門」の宣伝での、女性誌のインタビューで、休まないっていうような事を仰っていて、むしろオフがあれば仕事のための事をしている、とも。

「もっと頑張ります」って、今以上に頑張るということで・・・そのストイックさと、頑張ることの限界を作らないところを、本当に尊敬します。

真っすぐに自分の気持ちを伝えてくれるところも。

どうしても、人間、素直に気持ちをひけらかすのは苦手だと思うんですけども、横山さんの、飾らない言葉で、ストレートに思いを伝えられるところも、すごいと思います。

 

そしてそして。

どうやら、「破門」の舞台挨拶で、横山さんから「愛が足りない」発言があったようで・・・(笑)

何というアイドルなんだ!とびっくり仰天してしまいました。

ここ数日の一連の出来事でもっと好きになっているとうのに、更に!?と。

 

でもきっと、「足りてる」と思うこと、無いんでしょう?と言いたい。

多分だけど、横山さんの受け皿の大きさに、ファンがいくら束になっても勝てない気がします。逆に、横山さんからの気持ちの大きさに、私たちの受け皿は足りていないような気もします。

偉そうにすみません。でも私はそう思っています。

・・・私たちが思っている以上に、想像している以上に、彼のファンへの気持ちは大きいように感じています。

これに関しては、横山さんだけでなく、エイトさんみんなに言えることだと思う。

 

どうやったら沢山の「愛」を届けられるのか・・・新米エイタ―には考えても考えても答えが出せないのですが。

横山さんの「愛」に応えることが出来るように、自分自身もこうして言葉で思いを伝えたいし、エイトの作品を見たり聴いたり、コンサートに足を運んだり・・・そういった事をしたい。

横山さん。貴方のファンは、そしてエイトさんのファンは、貴方がくれたものの、それ以上に大きな「愛」や「思い」を貴方に届けようと、日々もがいてますよ。

少しでも、一つでも、届きますように。

 

きっと、本当に忙しい1月だったんでしょうね。いや、昨年末からずっとか。

良い1年のスタートがきれたでしょうか。

今年1年、横山さんの笑顔が、歌ったり踊ったりしている姿が、色々なところで見れるよう願っています。

 

 

はい。読んでいて本当に重苦しい雰囲気が漂いまくりな文章なのですが・・・

自分の気持ちの整理として書きました(笑)

自己満足な内容ですみません。

Mステや「破門」公開、「テガミ」などで気持ちが揺れ動くことが本当に多くて、この気持ちを何かの形にしないと何だか引き摺ってしまうような(何を引き摺るの?というかんじですよね。)気がしていたので、こうして形にさせていただきました。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

色々と書きたいことがあるのですが・・・書けない・・・まとめる時間が無い・・・

そもそも文章能力が無いので、頭では色々と考えてもそれを形に出来ないことが多くて。

皆さんの記事を読みながら、どうしてそこまで鮮明に文章で表現出来るの?と驚くばかりです。

文章能力でもそうですが、語彙力も本当に無くて。私もまだまだ勉強が足りないなぁ、と思います。お仕事の方でも、文章を書いてそれを発表する機会が巡ってきまして、本当に勉強しなきゃなと思うことばかりです。頑張らなきゃ。

映画「破門」感想とおすすめポイント

本日28日、映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」が全国で公開されました。

おめでとうございます。

 

楽しみにしていたこの映画。

お休みだったので映画館で朝一番に観てきました。

 

と、いうことで、感想とおすすめポイントを、なるべくネタバレしないようにお届けしていきたいと思います。

ただ、観る前に余計な情報は入れたくないという方もいらっしゃるでしょうから、注意してくださいね。

極力避けるように書いていくつもりではおりますが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

「破門」そのものについて

 

映画のあらすじや登場人物については、公式サイトやSNS、主演の方々の番宣で知れ渡っているでしょうから、割愛させていただきます。

 

私は、原作は読まずに行きました。

今までは、割と原作本を読んでそれが好きだから行っていた映画が多くて。

今回の場合だと横山さんが出る映画だから、というキッカケでこの映画を知ったので、本は読むべきかな、とも思っていたのですが、今までの傾向からして、恐らく自分は原作と比較し続けながら見てしまうだろうから、まっさらな状態でいこうと思い、原作は読まず、予告や公式、番宣からのみ得た情報でこの映画をみにいきました。

結果、予告編で見て予想していた結末とは全く違ったものになっておりました。

「その先がまだあったの?」という状態で、また、元々大阪中心にマカオまで舞台が移るという話との情報でしたが、それもまたその先にあると分かり、それにも驚きました(笑)

なので、観ていて「おっ」と思うと思います。

 

私はとても好きだな、と思いました。

単純に面白かったなと思ったし、2時間のうちに「飽きたな」と思う瞬間が無かったなぁ、と。

会話がテンポが良くて飽きさせないし、展開だってスピーディーで、それがまた理に適っているというか・・・こじつけじゃないというか。なるべくしてなっていくような、納得できるような形になっていたかな?と思います。

惹き込まれてあっという間で、むしろ終わりに気づいた時に寂しく感じた。

そういう映画に出会えたのが嬉しい。

 

以下、ネタバレしないように気を付けながらおすすめポイントなどを紹介していきます。

 

 

 

 

おすすめポイント①愛すべきキャラクター

横山さん演じる二宮と、佐々木さん演じる桑原。

 

二宮に関しては、もう、正直情けない奴だと思います。たばこは吸うわ、酒は飲むわ、生活はグータラだわ・・・。

風呂を服のまま入って洗濯する奴でして、現実にいたら絶対嫌いだと思う(笑)

でも、憎めないのです。

私が見ていても、「絶対騙されるよ、そんなの騙されちゃだめだよ」って思ったり、「なんでそこでそうなる!?」って思うところが多々あったのですが、全て桑原がきつい言葉で代弁してくださるので、こちらとしても何だか笑えてくるし、むしろ愛着が湧いてしまうくらい・・・(笑)

後ろにいた小学高学年くらいの子が、二宮の一挙一動が面白かったらしく、くすくす笑っていました。小さい子にも、大人にも愛される憎めないキャラクターでした。

 

そして、桑原さんに関しては、無茶苦茶です(笑)

いわゆるドンパチするような武器だけでなく、お箸や机など、そんなものまで武器にするか?と言いたくなるくらい、激しく、とんでもなく暴れまくります。アクションシーンを見て驚きました。

でも桑原の場合、「怖い人」で終わらず、妙にユーモアたっぷりの話口調で、そこが何だか可愛らしくて。カラオケで熱唱するシーンなんか、もう劇場内で大笑い。(佐々木さんの熱唱具合に注目です。)

そして、びっくりするくらい真っすぐで。

この人が次、どう動くんだろう、どうしていくんだろうって、ずっと気になって仕方ないキャラクターでした。

 

また、その他のキャラクターも本当にみんな愛すべき人たちで・・・

 

特に、國村隼さん演じる桑原の頭である嶋田と、キムラ緑子さん演じる二宮のお母さん。

この二人は、本当に良かったなぁ・・・と。

 

國村さんは、一番最初に知ったのはたぶん「交渉人 真下正義」なんですが、その頃から変わっていないなぁ、と感じました。

國村さんの声で、表情で言われると本当に説得力があるし、自分の道に邁進している姿は、本当にぐっときます。

今回の極道の若頭の役も、懐の深い、男の中の男、というキャラクターで。すごく良かった。

 

キムラさんの、お母さんも、「いそう」なんですよね。

「お母さん」というかんじだった。温かくて、泣いてしまいそうなくらい優しくて。

出演時間自体は長くはないんですけれども、二宮と、お母さんと、嶋田ですき焼きを食べるシーンは、温かくて、良かったなぁ。

二宮と二人でごはんをたべるシーンも、何だか泣けてきそうになりました。

 

他にも、橋爪さん演じる二人を騙すプロデューサーの小清水とか、木下ほうかさん演じる敵対する組の組員とか。

強烈で、でも本当に面白い。

愛すべきキャラクターが、沢山出てくる映画だと思います。

 

 

 

おすすめポイント②思わずクスッと笑ってしまうような、テンポの良い会話

テンポの良い会話は、この映画のウリの一つだと思います。

本当に、2人の会話が、面白くて面白くて。

 

二宮さんは何とか桑原さんに太刀打ちしたくて、無理難題をふっかけられて、必死に応酬しているのですが、桑原さんの言葉の圧力が全部呑み込んでしまう。

桑原さんは物凄く高速でやいやい言い続けているわけじゃないんです。被せて物を言う時はあるんですけれども、一言の威圧感がとんでもない(笑)

二宮さんは何度も命の危機を感じていて、そのビビり具合に客席も「くすっ」と笑えて。

こんなにくすくす笑いが聞こえる映画を見たのは初めてかも。笑かせるシーンじゃないのに、妙に笑えてくるんです。

 

そしてコテコテの関西弁。

今時、そんな言葉使う!?とびっくりするくらいのコテコテ加減です。

でもそれが逆に、めちゃくちゃ味を出しています。

特に、極道の組同士がぶつかり合うところなんか、若干聞き取れないくらいの、とんでもなく濃厚な関西弁と汚い言葉が繰り広げられています。びっくりします。でも逆に笑えてきてしまって・・・(笑)

橋爪さん演じる、主人公たちを騙すプロデューサー・小清水のうさんくさい関西弁もほんとうにおもしろい(笑)

 

パンフレットを見ると、言葉に関してはとてもこだわって作られたようです。

そういった会話の応酬も、非常に巧みで、面白い映画でした。

 

 

 

おすすめポイント③そこに「生きている人」を描いている

ストーリーも、キャラクターも無茶苦茶なんです。

「ありえない」って思ってしまうし、横山さんもパンフレットでそのような旨を語られています。

でも、「ありえない」んだけれども、その人がそこに「生きている」んです。

桑原さんなんて特に、もうとんでもなくって、殴り合いどころか色々なものを使って大暴れしていて、「無茶苦茶や・・・」と閉口してしまうくらいのド迫力で、すごく「映画キャラクター」のようなかんじなんですけれども、でも、自分の選んだ道をひたすら「生きている」んです。

二宮もそう。

やってる事は最低ですけども、必死に生きている。

そういった泥臭い姿に、すごくリアリティがあって。

映画を見てて、何だか匂いがしてきたり、温度を感じたり・・・すぐそこに存在している、生きている人たちの人生の断片を切り取ったかのような感覚を覚えました。

 

人生なんて、綺麗ごとばかりじゃない。

みんな、生きていくことに日々、必死だと思う。

登場人物みんな、やっている事がめちゃくちゃな人達ばかりなんですけど・・・でも、自分の道に必死なんです。

そういう姿を描いた作品でもあるし、人が生きていくこと、自分の道を進もうとすること・・・そういった事も、この映画の伝えたいメッセージの一つなのかな、と感じました。

 

 

おすすめポイント④主題歌「なぐりガキBEAT」と映画のリンク

 あくまでも自分の解釈ですし、間違いも多々あると思うのですが・・・。

 

映画本編が終わり、エンドロールで「なぐりガキBEAT」を聞いていますと、あぁ、この歌は、二宮さんの気持ちが書かれた歌なのかな?と思ったのです。

くすぶっている自分を変えたくて、でもその日を生きるのに精いっぱいで変えれなくて、どうにかしてキッカケを探している二宮。

 どこまでも付いて来る うまく巻いてもまた湧いてくるハンパな俺 

夢も共倒れ 疫病神とブルース

ここなんか、ハンパな俺=二宮、疫病神=桑原さんでまさに映画そのままで、二人の切っても切れない、コンビになりたくないけどなってしまう反発しあう二人を表しているように思います。

そして、

 横から割り込むやつ  うまいとこだけ持っていくやつ

これはきっと、二宮が嫌いな、普段仕事相手としている人たちや、今回騙されてしまった小清水のことを言っていたりするのかな、と。 

あと、二宮らしいな、と思った箇所が、

  騒ぎ出す鼓動 胸が破裂しそう

踏み込もうとしているんですけども、躊躇って躊躇って・・・という彼の姿が見えてきます。

実際、本編最後に、彼が葛藤するシーンがありますが、それがまた長いんです(笑)

めちゃくちゃドキドキして、心臓バクバクなんだろうなというのが伝わってきて、まさに歌詞のままの心情になっているのだと思います。

勿論、今まで自分が仕事で片足突っ込んできた世界ではあるんですけども。

そこから踏出してみた世界で彼は「無様に咲いた泣きっ面」でカッコよくは決してない。

そこが人間らしくていい。情けないけど、でも、「新しい風」が吹いてきているんです。

一歩だけだけど、きっと大きな一歩。

 

怖気づいて隠してた度胸 ここで一つ見せてみろ

 

 

 

横山さんのパートで、二宮が踏み出せたことを証明しているかのような・・・

まぁその後で「胸が騒いで」しまっているんですけれども、でも、ここは横山さんのためのパートなのかな、と思ってしまいます。

 

映画とリンクした、主題歌らしい主題歌だな、と感じました。

だからエンドロールで流れてきて、納得出来て、こういう曲を主演映画に持ってきてもらえた横山さん、良かったなぁと感じました。

横山さん自身が、今までのお仕事から繋げた縁から出来上がったものだと思うんですが・・・でも良かったし、嬉しい。

 

でも二宮の歌でもあるんですけれども、これは、あと一歩踏み出そうとしている人への応援歌でもありますよね。

映画から離れて聞いてみても、また味があって面白いですね。

この曲、何度聞いても新しい発見があって、好きです。

 

 

 

 

 最後に、どうしても語らずにはいられない、この映画の横山さんについて。

私は、横山さんが誰かを演じている時の「瞳」が好きです。

どこか影があるというか・・・儚さがあるというか・・・

一番最初にそう思ったのは、たぶん「有閑倶楽部」だと思うんですけども、5話か6話か、横山さん演じる清史郎くんが、幼馴染の乃梨子ちゃんに名前を呼ばれて、「頑張りなさい!」って言われるシーンの、あの瞳。

当時の私は、ぐっときました(笑)一筋縄ではいかない、あの色々な思いが込められたような瞳。

久し振りに「ON」で横山さんを見て、やっぱり「瞳」に惹かれたんですよね。

まるで燃えているような、内に秘めている思いが見え隠れする東海林先輩の瞳に。

今回の二宮も、情けないし本当にこいつは・・・っていうかんじなんですけど、ずーっとくすぶっている何かがあるんです。

それが、表情から見え隠れするんです。

横山さんは、内に何かを秘めた、くすぶった何かを抱えている人がとても似合うような気がする。

それが爆発した時の、表現された時の彼の「瞳」は、ぐっと惹き込まれるな、と思います。

今回の映画でもそれが見れて、やっぱり横山さんの演技での目が、すきだなと再認識しました。

 

あとは、本編はもちろん、パンフレットを見ても伝わってきたんですが、周りの方も本当に彼を愛して大切に思ってくれているんだな・・・と。

Aスタジオを見た後だったので余計にそう思ったのかもしれない。

横山さんが愛されて、大切にされて・・・そういうのを感じれることは、ファンにとっても嬉しいし、幸せです。

横山さんの幸せを願ってやみません。

 

あとは単純に、だぼっとした服を着て、極道同士のぶつかり合いに目を見開いてびっくりして、焦ったり怒ったり・・・くるくる表情が変わる横山さんの姿に、可愛いなぁ、と思ってしまいました・・・(笑)

 

 

 

ここまで書いてきたんですけが、この映画をどう勧めるかと問われますと、「ちょー良かったよ!!」「めっちゃおもろい!!」と声を大にして言うかんじの映画ではないのかな、と思います。

それよりも、素直に「面白かった」というシンプルな感想で勧めたい。

上手く伝えられないのでもどかしいのですが・・・。

シンプルに伝えて、あとは、その目で、耳で確かめてもらいたい映画です。

そして、ずっと「この映画、いいよね」と言われていて欲しい。

10年後とか、時間が経っても、「この映画に出てくる人たちさ、不器用で無茶苦茶だけど、でもいいよね」なんて言われて欲しい。人の記憶に残る映画になって欲しい。

 

 

横山さんの思いが、キャスト・スタッフさんの思いが、色々な人に伝わりますように。

この映画が、ずっと愛されるものとなりますように。

願っています。

Mステ「なぐりガキBEAT」感想

 

やっと、手元に「なぐりガキBEAT」が届きました。

今週ずっとソワソワしていまして、何だかほっとしました。これでいつでも聴けるのだと思うと、本当にうれしいです。

先ほど一周したばかりなので、感想などはいずれまた。

早めにまとめたいものですが、どうなることやら・・・。

しかしまずは、どうしても書きたかった事から。「Mステ」について。

 

本日の「ミュージックステーション」にて、「なぐりガキBEAT」が披露されました。

全国ネットで披露されたのは冠番組の「関ジャム」に続いて2回目。

メロディーは変更されましたが横山さんのトランペットでの生演奏もそのまま。

衣装はジャケット写真と同じすんごい柄のジャケットで(笑)

 

 

残業で帰って来て遅めの晩ごはんを食べ、家族が時代劇を見ていたリビングから出て行って慌てて自分の部屋のテレビをつけたら、その瞬間ちょうど始まりました。

見ただけで伝わってくる緊張に、心臓がどきどきして息が出来なくなりました。

 

先日発売のTVガイドでも錦戸くんが語られていますが、楽器を吹く時のアンブシュアは本当に重要で、私は木管楽器しかしたことがないけど、演奏前の音出しは物凄く丁寧にします。しつこいくらい。

横山さんの場合、コンサートでもそうですがギリギリまで歌ったり踊ったりで、今回の場合はトークもあり、準備する時間も限られている状態の披露となるわけで・・・

しかも、録画を後追いすると、横山さんへのみんなからの愛で猛烈なプレッシャーがかかる形になっていたようで・・・(笑)

すごく、すごく緊張しただろうし、もっと準備もしたかったろうし・・・

結果的には、音がつぶれちゃっている箇所もあったし、いわゆる「完璧」な状態ではなかったかもしれませんが、でも、粗削りだけど、横山さんの思いが全部詰まっている「なぐりガキBEAT」だったと思います。

ソロの後、みんなのところに戻って、歌って踊って、それも全部全力で、何だか見ていたらぼろぼろと涙がこぼれてきました。

みんなの笑顔もまた良くって。

丸ちゃんの笑顔にぐっと心臓をつかまれましたよ。

 

最後、息をふーっと吐いてからの横山さんの笑顔を見て更に涙があふれ、ニコニコするヤスくんや、奥で笑ってる村上くんにも泣けてきたんですけど、たぶん、私の勘違いかもしれないんですが、きっとすばるくんはゆーっくり捌けて行って横山くんを待ってくれていたのかなぁ、と。

みんな横山さんのトランペットを頑張っている姿を見ているわけですから、彼らにしか分からない気持ちが沢山あるんでしょうね。

そういうのを見ていて、とても涙が出てきました。

 

自分の主演映画の主題歌って、どれくらいのプレッシャーなんでしょうか。

想像出来ないけれど、横山さんの全力、とてもかっこよかったです。

みんなに思いが届いていたと思う。

横山さんありがとう。

 

 

明日はついに映画公開。

横山さんが「色々な人に見て欲しいな」って仰っていた「破門」。

楽しみにしながら明日を待ちます。

横山さんの思いが、沢山の人に届くまで、あともう少し。

村上くん誕生日おめでとう

 

本日26日、村上くん35歳のお誕生日。

おめでとうございます。

 

 

エイトさんのファンになる前の村上くんのイメージを思い返してみたのですが・・・「夜ふかし」の、やいやい喋っている人、というものでした。

仕分けやヒルナンデスをたまに見ていたにも関わらず、村上くんの印象といえばそれ。

底抜けに明るくて、とにかく大阪弁を話している人、というかんじのイメージをずっと持っていました。

 

エイトさんのファンになってからの村上くんは、とにかくカッコいい方だと思っております。

村上くんの兄貴気質なところが好き。お母さんみたいなところも好き。

くしゃっとなる笑顔が好き。

スタイルがびっくりするくらい良いところが好き。

掠れているようで掠れていないような、独特の味のある深い海みたいな歌声が好き。

 

そして。

村上くんの、だれかのお話を聞く時の真摯さをとても尊敬しています。

真っすぐに相手の目を見て、話を受け止めて、返す。

村上さんにとって、これはお仕事をしていくうえでもうほぼ当たり前のようになっている事なのかもしれないけれど、真摯に相手と向き合うことが出来ることは、とても凄いことだと思う。

スポーツの神様たちを見ていて思うのですが、ああやってスポーツ選手が色々なお話をしてくださるのも、勿論、共演の岡田さんはじめ、他の演者さんの影響もあるとは思うし、村上くんのキャラクターもあると思うのですが、やっぱり、村上さんが話を真摯に受け止めてくれているのが伝わるからなんじゃないかな?と思うのです。

誰かに真っすぐに向き合える、そんなところをとても尊敬します。

 

とても忙しい毎日を送っていらっしゃると思うのですが、身体に気を付けて、これからもその優しい笑顔で笑って、素敵な声で沢山のお喋りを私たちに届けてください。

エイトさんとしても、綺麗なダンスで魅了して、味のある歌声で私たちをドキドキ・ワクワクさせてくださいね。

35歳の1年も素敵なものとなりますように。

 

 

 

追記的なもの。

TVガイド2/3号を購入しました。

田舎なので翌日発売で、出勤前に購入して、帰宅して一気に読みました。

とてもとても充実した内容で、エイトさん好きは絶対買って損はないと思います。断言できます(笑)

カメラサイン的な、なぐり書きしてお互いのことについて語る2ショット企画が可愛くてかわいくて。ちょっとだけ泣きそうになりました。

横山さんと村上くんのジャニ勉の特集や破門の特集、エイターテインメント千秋楽、関ジャム連載と盛りだくさんです。是非とも。

 

なぐりガキBEATがまだ手元にないことが寂しくもあり、でもこれだけ楽しみがあることに嬉しさもあり・・・

もしかしたらMステで聴くのが先になるかもしれません。

新年会もいつ見れるかな。楽しみです。