関ジャム感想 2月5日OA
少し間が空きましたが、久しぶりに書きたいと思います。
本日、やっと日曜に放送された「関ジャム」の「音大の世界」を観れました。
自分も幼稚園の時からピアノ・中学からサックス・大学から合唱と、ずーっと音楽に触れてきたので、とても興味がある分野だったし、何よりジャムセッションがとても素晴らしくて。
少しだけですが、感想を書き残しておきたいと思います。
本編の感想
BMGに自分が弾いたことのある曲が流れててちょっとだけ興奮しました。ブルグミュラー!
音大の世界って、本当に想像出来ない世界ですよね。
私は、知り合いに芸術大学出身の方がいるのですが、彼女が言うには「まず芸大に入るところが狭き門だから」とのことで。
今回の関ジャムでも入試のことが紹介されていましたが、とてつもないくらいお金がかかって、狭き門なのだなぁ、と。
でも、よくよく考えると、レベルの高い大学に入るために皆、塾とかに通っていて、それが音大の場合レッスンになっているだけなのでしょうね。
良い塾って、きっと高いでしょうしね。お金がかかるという意味では、一般的な大学も、音大も変わらないのでしょうけれど、お金の桁が違いすぎるんでしょうね。
私も、はるか昔ですが音楽療法士になりたい時期があって。ぽつりと「音大行きたいなぁ」と親に言ったことがあります。そのあと看護師という夢を見つけてそれは立ち消えたのですが、親は相当焦ったことでしょうね・・・(苦笑)
「のだめカンタービレ」の影響で、音大や音楽に取り組む人たちのことは少しですが世間に浸透してきたのかな、と思います。
どうしてものだめちゃんのイメージで見てしまうのですが・・・(笑)それでも見ていて本当に面白かった。
ただ、五線譜のマスキングテープとか売店に指揮棒売ってるとかは音大ならではですよね。
私の通っていた学部は、医療系だったので白衣とか聴診器とかメスの替え刃とか売ってました(笑)
その学部ならではのものってあるんだろうな。
マイナー楽器のくだり・今後のちょっとした希望
マイナー楽器のくだりは、少しだけ残念というか寂しい気持ちで終わってしまったような気もします。
これは自分の経験上なんですが、自分が吹奏楽部に入った時も、オーディションで楽器の枠を争って敗れた子が沢山いました。むしろ希望通りの子の方が少なかったです。
ピアノとか、バイオリンとか、幼少期から触れるような楽器以外は、そういうきっかけの方が多いんじゃないかな?と思います。
だからマイナー楽器だけじゃないのでは?と個人的には思いました。
はじめは漏れてそれになってしまったけど、でも今はこんなにこの楽器が好きで道を極めている!こんなに素敵な楽器です!っていうのがもっと紹介されても良かったんじゃないかなぁ、と。
私も、「サックスっていいよね」って言われたらすごく嬉しいし、すごく好きな楽器です。
楽器は本当に奥が深いので・・・木管で1時間、金管で1時間、弦で1時間とか、楽器だけで是非とも1時間がっつりやっていただきたいです(笑)!
いつか実現するといいな。
音楽と向き合うということ
今回、ゲストの皆さん話がとても上手で驚きました。
自分の好きなものが、極めてきたものを伝えて、関ジャニはじめみんながあれだけ笑顔で、楽しそうに聞いてくれて、嬉しかったろうなぁ。
きっと幼少期から、私たちが想像できないくらいの練習をして、音楽と向き合ってきたのだろうと思います。
CDとか楽譜とかでは形に残せますが、音楽の場合、一番大事な生の演奏は、形に残せない。
しかも、どれだけ練習しようとも、100時間練習しようとも一音ぽしゃっただけで「ん?」と言われてしまう。
物凄く厳しい環境に身を置かれている。
凄いな、と思います。
今回も、ジャムセッションをはじめ、皆さんの実力が如何なく発揮されていましたが・・・ずーっと、戦い続けているからこそ、ああやって発揮出来るんでしょうね。
それにしてもソルフェージュ、本当にすごい(笑)
幼稚園の時からピアノをしている自分ですが、如何せん真面目にしてこなかったので絶対音感なるものは全くもってありません(笑)
新垣さんが調を指定してくれたので右手だけはギリギリ聞き取れましたが、リズムまではあれだけの回数聞いただけでは書けそうにありませんでした。
ぱーっと楽譜に書いていた清塚さんすごすぎます。しかもオーケストラでやることもあるっていうのが、本当にすごい。
音大の人たち、本当に毎日必死に向き合って、戦っているんでしょうね・・・
ジャムセッションについて
「雪の華」。
美しいピアノとバイオリン。
聞いていてとても贅沢な気持ちになりました。
関ジャムがなかったら、聞けなかった演奏って今までに沢山あるんでしょうね・・・。とても贅沢。
すばるくんの歌声が、硝子のように繊細で、でも絶対に折れない、割れない、芯がしっかりしたお声で・・・
何だか胸いっぱいになってしまいました。
すばるくんは、「震えた」と仰っていましたが、ああやってクラシックの世界で戦い続けている人とする演奏、ボーカルは一人で、他のみんなの楽器をバックに歌い上げるって・・・想像するだけで私も震えてきそうです(笑)
終わった後に、「はぁ~!」と天を仰いでいた姿を見て、きっとこの曲と、長いこと向き合っていたのだろうな、と感じました。
すばるくんの声と歌は、きっと音楽の神様に愛されたものなんだろうな、と感じています。
すばるくんの歌声は、唯一無二のものだと思う。
でも、神様に愛されるためには、愛してもらうためには、本気で、真剣に、歌と向き合わなきゃいけない。
どれだけ大変なことでしょう。
私事で恐縮なのですが、合唱部時代、合唱曲って有名な詩をもとに作られていることが結構ありまして。詞の中にはテーマがとてつもなく重いものもあって(ストレートな題名の、「生きる」という曲を歌ったことがあります。)、自分のいた合唱部ではその歌詞を朗読する練習などもあったのですが、言葉と向き合うのが本当にしんどいことがあって。
歌と向き合うのって、すごくすごくしんどいし、根気がいることだと思います。
デビューした時から、すばるくんをはじめ、彼らはずっとそうやって色々なものと向き合ってきたんでしょうね。
それを改めて感じました。
すばるくんの歌、とても素敵でした
こういう番組があるのは、本当にうれしい。
何より、出演者皆さんが音楽が好きなんだろうなって思います。
それが伝わってくるのが何よりうれしいです。
これからも末永く続いていって欲しいなぁ。