空の音を聴く

好きなものについてまとまりなく書くブログ。関ジャニとか読書とか映画とか。

心の中の、温かい場所

 14日の夜、元SMAPファンの親友からLINEがきました。

「すばるくん、大丈夫?」と。

某週刊誌の記事がネットニュースに流れていたのでそれを読んだのでしょう。

そう送ってきた友人に、

「辞めるという事に、一番信ぴょう性が無い人だと思う。」と私は返しました。

すばるくんがメンバーの事を思う言葉を聞くたびに、優しい人だなとずっと思っていて、一番辞めない、辞める事は無いだろうなと思っていたので。

某週刊誌の記事(今は嫌悪感があり、名前を書くことさえ嫌です。)の内容を見て、鼻で笑ってしまっていたのです。私は。

取ってつけたような理由、くだらない、と。

友人に、「紙面の無駄」とさえ言いました。

 

本当に、すべて虚偽だろうと思っていたのです。

記事も、ジャニーズを辞めるという事も。

 

 

そして15日。

普通に、何気ない日曜日を迎えました。

朝の9時台にFC会員宛てに来ていたメールを、マナーモードにしていた為気づけず、私が「すばるくんがジャニーズを辞めてしまう」という事実に気付いたのは、12時も半ばを過ぎてからのことでした。

毎週の楽しみであるニチアサからの、前日に放送があった特番を流し、ご飯を食べ、さて次は何を見ようかな、その前にTwitterのTLを追っておくか~~なんていう、気軽な気持ちでスマホを操作してTwitterのアプリを起動させました。

そして、自分のTLがエイターの皆さまの悲しみと戸惑いで溢れていることに気付きました。

「すばるくん」「なんで」「悲しい」「つらい」

一瞬で把握しました。

理由は何にせよ、某週刊誌の記事の「辞めてしまう」という事が本当だったのだと。

 

 

TLを追いながら、皆さんの思いを読みました。

読みながら、「そうか、そうか・・・」と呟いている自分がいました。

いや、言い聞かせていたのだと思います。

納得しなきゃ、理由を読み取らなきゃ、と。

とにかく、Twitterを読み続けました。

1時間くらいは、ずっと追っていたと思います。こういう時の時間て、信じられないくらい早く過ぎていくんですね。

時計を見たら気づいたら14時近くになっていました。

そして、そこでメールに気付いたのです。発表になる11時より前に、ファン向けに送られたメールに。

私の携帯がメールを受信したのは9:35。

エイターの皆さんも同じくらいの時間にそのメールを受信していたのですよね?

11時になるまで、どれだけつらい時間を過ごされた事でしょう。

エイトの皆もそう。

11時にはファンに分かってしまう。それまでの時間、どう過ごしていたのだろう。

私、ふつうにニチアサを見て「ルパンブルーかっこいい!」とか思っていたのですよ。

特番見ながら「京都行きたいな~」とか言っていたんですよ。

知らぬ間に、状況が大きく変わっていたのだと思うと・・・

 

ログインする時、怖かった。

こういう時に、手は震えてしまうのだな、と。他人行儀的に思いました。

震える手でFCサイトにアクセスし、彼らの言葉を読みました。

 

TLを読んで事実を把握し、TLを追っている時も涙は全く出ませんでした。

どこか現実味がなかったのでしょう。

マスコミをも巻き込んだ盛大なドッキリかと思ってしまったくらいです。

「なーんちゃってー!」と、いつものように笑ってくれる7人が浮かんでしまうくらいには信じたくなかった。

でも、文章を読むと、堪えることが出来ないものがありました。

泣いてしまいました。

 

簡単に書けるものでは無かったでしょう。

すごく時間のかかったものだと思うし、書いている間、どんな思いを抱えていたのか。

きっと彼らの事だから、これを読み、涙を流すファンの事も思いながら書いていたのでしょう。

そう思うと、どうしようもなく泣けてきました。

 

 

すばるくんの決断。

大好きな場所から離れて、自らを叱咤して旅立とうとする彼を、すごくかっこいいと思う。

応援したい。大好き。

6人になる関ジャニ∞のみんなも。

大好きで堪らないから、応援したい。

 

そう思っている自分もいます。

でもこれは、もうすぐ30歳を迎えようとする女の、見栄です。建前です。

本音を申しますと、非常に寂しくて溜まりません。

次、ドームに立つ彼らを見る時には、すばるくんは居ないのですよね?

え、意味分かんないんですけど・・・

OP映像で、すばるくんが登場して「きゃー!」と色めき立つことも、7人の姿をこの目で捉えて「始まるんだ~~!」と喜ぶことも。

現段階の発表だと、もう無いのですよね?

関ジャニ∞のすばるくん」は7月14日で終わってしまうということなんですか?

想像したら、すごく、虚無感に襲われます。

信じたくないし。

待って、行かないで、って思う。

7人が好き。7人でいて欲しかった。

歌を聴きたい。

すばるくんの声が聴きたいよ。

神様。

私、毎日仕事場であなたにお祈りしているんですけど。

何で願いを叶えてくれないんですか。

 

 

でも、涙は出ない。思考が追い付かないのです。

 

 

現実を受け止めろというお叱りが飛んでくるかもしれませんが、受け止めたものを消化できるかはまた違うのかもしれません。

私にはまだ、事実を消化できる気がしませんし、これからの関ジャニ∞を楽しみに思う気持ちは沸かない。

いや、楽しみに思う気持ちもあるとは思うんですけど、それが奥底にあるかんじです。

今はひたすら、寂しい。

心が見えるのであれば、きっと大きな穴が開いていることでしょう。

そこからどんどんと、出ていくものがあります。

いつか閉じるのかもしれませんが、まだもうしばらく、時間がかかりそうです。

 

 

 

 

ここにも何度か書いたと思うのですが、私は以前、とあるグループが大好きでした。

その人たちは、私がちょうど20代に差し掛かる頃、毎日の看護の勉強の中で疲弊している私を、励ましてくれる存在であった人たちでした。

でも、彼らはとある時期を境に活動を休止しました。

そして、とある時、驚くべき知らせをファンに伝えてきました。

メンバーの一人が、半年前に脱退していた、というものです。

 

関ジャニ∞のようにドームに人を呼べるようなグループではありませんでした。

ライブをするにも、小さい箱です。

ファンの顔の多くも、見知った人ばかり。

比べるなよ、と言われそうですが、私にとっては本当に大切な人たちでした。

 

脱退したメンバーからの最後のアクションは、文章のみ。

半年前に居なくなった人からの報告です。

もう一度会いたくても、姿が見たくてもそれは叶うことが無く、文章のみでその事実が伝えられました。

ファンは、半年間、何も知らないでいたのです。

 

ファン数も違うし、状況も違うし、同じだとは言えない。

でも、あの時の悲しみといったら・・・

今でも覚えています。

 

また誰かを見送る事になろうとは、思っていなかった。

会いに行きたくても、突然終わりがやってくる事も、

会えなくなってしまう事も、

だからこそ、会いに行ける機会を大切にする事も。

全部知っていたし、メンバーの一人が突然いなくなってしまうという悲しみも知ってはいました。

でも、二度目でもつらいのは変わらないんだな、と思います。

 

あの時より、年を取ったんですけどね。

根本は、変わらないですね。

あの時も泣いたしつらかったけど、今も同じ。つらい。

 

 

 

1日経ち、いつも通りの月曜日を迎えました。

涙は、出ません。

FC宛てのメンバーの言葉を見た時に泣いたのを最後に、全く涙が出ません。

薄情者と言われてしまいそうなのですが、本当に涙の一つ、出ません。

 

お恥ずかしながら、私は、恐らく皆さんより熱量が低いファンでした。

メンバーそれぞれのレギュラーラジオも、眠たいから聴いていなかった。

レギュラー番組も、リアルタイムで追っているのは殆どなく、ほぼ録画でした。

それも、数週間遅れてチェックする事もありました。

ジャムのDVDも、ゆっくり見ていってたんです。まだ全編観れてさえいませんでした。

テレビ誌はじめ、雑誌のチェックも殆ど出来ていませんでした。

 

自分の中で、以前好きだったグループの活動休止・メンバー脱退という事実がどうしても消えなくて、

思い入れを強くする事を避けていました。

でも、皆さんと同じように、彼らの事が大好きでした。

好きで仕方ありませんでした。

 

仕事関係の事で色々とあり、しんどかった私を、元気づけてくれたのは、関ジャニ∞の7人です。

感謝の気持ちでいっぱいなのです。

ずっと。

 

私が以前、ここに書いた彼らへの思い。

読み返したのですが、全く変わっていない。

 

 

関ジャニ∞の皆さんへ。

 

私に、元気をくれて、笑顔をくれて、ありがとうございます。

 またコンサート行きたい、そのためにも毎日頑張ろう!と思わせてくれて。

優しくて、賢くて、私に沢山のものを教えてくれるエイターの皆さんに出会わせてくれて。

 今まで見たことが無かった鮮やかな色の世界を見せてくれて。

 沢山の幸せをくれて。

 

本当にありがとう。

 

 熱心なファンとまではいきませんが、これからも応援させてください。

 貴方たちの音楽があれば、笑顔があれば、きっと私はこれからも、自分なりに明るく、楽しく生きていけると思います。

 だからどうか、7人には温かい場所で笑っていて欲しいな、と思います。

 

優しくて不器用な彼らが、少しでも多く、笑顔でいられる時間を過ごせるよう、願います。

 

 

 

 ほぼ1年前の私が書いた言葉です。

この時から気持ちは変わらず、そのままです。

ずっと応援させてほしかったよ・・・7人を。

 

私にとって関ジャニ∞は、「心の中にある、温かいもの」でした。

彼らが居ないと生きていけない!とか、生きていく糧とか、そういうかんじでは無くて、

すぐそこに居てくれるように感じる人たちでした。

 

彼らの事を考えると、温かい気持ちになれた。

家族でもないし親友でも無いのに。

私の事を知らない人たちなのに。

7人の事を考えると、すごく温かい気持になれたんです。

 

仕事で疲れたな~とか、今日はもう無理だな~とか、ネガティブな気持ちになった時に、彼らの事を考えると、今までの暗い気持が嘘のように吹き飛んでしまう事が何度もありました。

楽しいな、嬉しいなというポジティブな時でも、彼らの笑顔を見ると、気持ちが更に上がるのです。

 

不思議な事です。

人生で、そういう存在に出会えてる事、幸せなんだろうな、と思います。

 

だからこそ、今は、その「温かいもの」の一つが失われているような感覚です。

私の心の中にある、7人の大切な人たち。

時期がくると、その大切な一人と、さよならしなきゃいけないんですかね・・・

そんなの嫌だな。

寂しすぎる。

 

すばるくん。

貴方の歌は、「いのち」です。

言葉に魂が籠り、唯一無二の輝きを放つ声です。

もっと聴きたかったです。

すばるくんの歌を。関ジャニ∞としてのすばるくんの歌を。

 

大好きで、大切な場所から離れていく決断をしたすばるくんを、私は嫌いにはなれません。

嫌い、好きという言葉で区別したくない・・・

なんというか、大切で、心の一部みたいな存在だったのです。

すばるくん。

ずっとあなたの事が、大切です。

これからもずっと。

 

 

すばるくんと、6人の気持ちや身体が、心配。

まだ無理かもしれないけれども、いつか、ずっと先でもいいから、必ず、7人がいっぱい笑える日がくることを願います。

むしろそんな日が早く来て。

横山さんの涙を見ると、私の心臓は血が流れるかのように痛くなります。

怖くてテレビが見れません。

某週刊誌さんには恨みしか無いので廃刊になって欲しいくらいです。

4月10日から、発表出来る15日までの間、週刊誌にファンが踊らされているのを見ていたかもしれない。

週刊誌さんのせいで要らぬ詮索を受けたかもしれないかと思うと苛立ちを通りこして恨みそうな勢いです。

 

7人に、温かい拠り所がありますように。

 

フォロワーさんはじめ、エイターさんのお心も体も、心配です。

傷ついたり苦しんだり、悩んだり、色々な思いを抱えていらっしゃるであろう事が、すごく伝わります。

泣きもしないお前と一緒にするなと言われてしまいそうですが、どうか、少しでも穏やかな気持ちで過ごせる時間がありますようにと願わせてください。

 

涙が出てこないのは、きっと、私以上に私の気持ちを代弁してくれるかのような、優しいエイターさんの言葉を読んでいるからだと思います。

言いたい事、思う事、堪えている事、全部、周りのエイターさんからあふれ出しています。

冷静で居られるのは皆さんのおかげです・・・。

心強いです。

いつもいつも、ありがとうございます。

 

 

 

私の地元は、瀬戸内海のすぐそばです。

今日も海は穏やかでした。

外を歩くと、潮の匂いがしてきます。

その穏やかな海を、漁船やタンカーが行き来しています。

遠くには、瀬戸内の島々が見えます。

私の大好きな場所です。

ここにしかない景色です。

 

朝日に照らされた波を見ながら、大好きな7人やエイターさんの涙が止まって欲しいなと思いました。

優しい人たち。

明日も容赦なくやってきますが、どうか、貴方に温かい拠り所がありますように。