「応答セヨ」感想~音を中心に~
ご無沙汰しております。
先月の記事が9月下旬ということで、すごくすごく久し振りに文章を書きます。
私、どうやってブログ書いていたっけ・・・?というくらい思い出せないのですが、何が何でも書かねばならぬ事があったのです。
関ジャニ∞のニューシングル、「応答セヨ」が11月15日に発売となりました。
おめでとうございます。
私はフラゲ日に入手したのですが、フラゲ日当日、聴いてすぐ呟いた感想が、こちら。
「応答セヨ」フラゲ出来ました。流れ星みたいな煌きの音だなぁと思えば次の曲は甘くてほろ苦いお菓子みたいな音だし、最後のは六本木のビルボードから見える夜景のような、静かに香る音ですね・・・。すごい作品だぞこれは・・・。
— もみじ (@blue_sea_blue_) 2017年11月14日
もう、堪らなくなりました。
「みんな買って!!」と声を大にして言いたくなるくらい、素敵な作品だなぁ、と。
堪らないので、感想として放り投げてしまおうと思います。
ただ、タイトルの通り、今回は「音」に注目して書いております。
私は歌詞の読み込みがとても苦手で・・・ブロガーさんが素敵な分析をされてるのを横目でみながら、「なんでそんなに思考できるの?」って思ってしまうのです。
CDを聴いても、彼らの声そのものや後ろの音にばかり注目がいっているのも自覚しています。
今回もいつも通り、声や音に注目して聴いていましたら素敵なところが沢山見つかったので、もう書いてしまおう!と思い大変読みにくい感想が出来ました。
こんな聴き方をするやつもいるんだなぁというような、温かい目で見てくださったら幸いです。
1.応答セヨ
表題曲。
作詞はポルノグラフィティの新藤晴一さん、作曲は中野領太さん。
ポルノは同郷で、学校の先生で故郷が同じ人から彼らの若い頃の話を聞いたりすることもあったので、ハルイチさん作詞と聞いてすごく嬉しかったのを覚えています。
ハルイチさんの声の特徴もあるのだろうけれど、言葉と音が真っすぐに飛んでくるようなかんじです、ポルノの曲聴いてると。
「ミュージック・アワー」が一番好きです。
中野さんは、調べたところ最近だと関ジャムでお馴染みのJUJUさんの曲とか、「アイカツ!」の曲とかを作られた方のようです。
さて。曲について。
この曲をイメージするならば、「流星群が見える澄んだ夜空」。
他のブロガーさんとかが書いていらっしゃるのを見たけど、やはりイメージするのは冬の夜空でしょうか。
冬って、星がよく見えることは知られていると思うのですが(調べると、日が早く落ちることや空気が乾燥しているから、とのこと。)この歌を聴いていて浮かぶ星空は、断然冬の星空のような気がします。
夏の空も綺麗だとは思うんですけど、冬の空は何だか特別なかんじがします。
寒いけど、星が瞬いていて、綺麗で。そんな空をイメージするような曲だと思いました。
そして音。音が煌いているなぁと初見で聴いて思いました。
イントロからコーラスが入ってくるときの壮大な、物語の始まりのような展開がとても好き。
そして、ロングトーンの後ろで音が消えての、ウィンドチャイム。
カラオケverだと、ロングトーンの後ろが静寂になってるのがすごくよくわかるのですが、この間が何とも言えず、良い。
静かに入ってくるウィンドチャイム。すごく効いているような気がします。
可愛らしいくて優しさを与える楽器だなと思っていたけれど、「星」がキーワードとして上がるようなこの曲に添えられるとまるで流れ星のよう。
Aメロも、1番と2番で雰囲気が全然違うんですよね。
Aメロ最初のフレーズ、1番はギターがフューチャーされているけど、2番はベースがフューチャーされてるんですよね。2番の方はベースの後ろでほわんほわんした謎の音が鳴っています。今まで聞いたことのない音だったので楽器の名前が分らないのですが・・・(わかる方、教えてくだされば幸いです。)これがまた面白いです。
その後のフレーズはキーボードが目立っていますね。
今回、キーボードがフューチャーされてるのがすごくいいなと個人的に思いました。村上くんのキーボードを弾く姿、とても好きです。
歌番組でも沢山抜かれてて(グリッサンドかっこよかった!)素敵でしたね。
Bメロはすばるくんの声が胸に突き刺さるように真っすぐに入ってきます・・・。
ここのメロディーがとても好きです。
サビに行く前の歌詞、すばるくんが歌う「飽きもせず(1番)」と「いいでしょ?(2番)」のところ、1番の方は音の被せが無いのに、2番の方はギターが同じメロディーを奏でているのです。
これもまた、音の作りで印象が大きく変わってくるから面白いなぁ、と。
そして、この曲は4拍子の曲なのですが、2番のみサビ前に1小節だけ2拍子になる変則的な小節が出てきています。
他のサビ前は大サビも含め(大サビ前はテンポが遅くなり、サビに入ってスピードアップしていてより爽快感がありますね。)ずっと4拍子で刻んでいるのですが、この2番のサビに至るまでの、フレーズに被せてくるギターや、一瞬の間がとてもいいなと思います。
(楽譜を見たわけではないので確定ではないし・・・あくまで耳で把握しただけですが)
関ジャムで蔦屋さんが「DO NAI」を編曲する過程を見せていましたが、編曲のこだわりは聴いてわかるものだけじゃなくて、分らないレベルの、でも、無意識に捉えている感覚にも働きかけているような気がします。
人が聞き取れない部分も、きっと細部にこだわりを持っているのかな、と。
「違い」として聞き取れなくても、無意識の部分で人がどう捉えるのか、そういうところを狙って作っていたりするのでしょうか。
仕事人、かっここいいですね。音作り、深い。
サビは、とにかくドラムがかっこいいなぁ、と。
すごく疾走感がありますよね・・・爽やかでかっこいい。
難しいと思うけど、歌いながらかっこよく叩ける大倉くんすごいなと思います・・・いろいろ楽器してきたけどドラムだけは本当に出来なかったのでなんであんなに自由自在に手足を違うリズムで動かせるのかいまだにわからない・・・。
あとは文句なしにかっこいい。
「応答セヨ流星」って、個人的にはすごくパワーワードというか。
流れ星に向かって「応答セヨ」なんて。
色々な事が含まれてそうで。
流れ星=星=宇宙で、遠い世界に「応答セヨ~」って歌詞をストレートに捉えることも出来ると思うし、「流星」が何なのか考えると、また違った捉え方もできるだろうし。
歌詞の読みこみが苦手なのでこう思う、みたいな分析は言えないのですが、大切なことが秘められているような言葉だと思いました。
「追いついてみせろよ」っていう歌詞もすごくいい。
走り続けている彼らに言われると、ファンとしてはぐっときてしまう部分があります・・・。
本当は歌詞の分析もしてみたいのですが、なかなか難しい。
しっかり読み込んで、もしまとめられそうならまとめてみます・・・!!
関ジャニ∞の7人の声、疾走感がありつつ、等身大の澄み切った歌声だなと思います。でもすごーく力強いメッセージを秘めている声ですよね。
私は元気いっぱいだったり、色っぽかったりかっこいい!!って思えるような彼らの歌声も好きなのですが、真っすぐで等身大な歌声も好きなんだな、とこの曲を聴いて改めて思いました。
この7人でしか奏でられない音があると思うのですが、この曲ではその一端を見させてもらったような感覚です。
素敵な曲に出会えてよかったです。
感想としてはこんなかんじです・・・。
本当はもうちょっと音について分析したかったけど、これが限界でした(笑)
「Sweet Parade」「Street Blues」についても書きたかったのですが、こちらも長くなりそうなので今日はこの辺にて失礼しようと思います。
最後に。まるちゃん、映画公開おめでとう。
いつもたくさんの愛を受け取ってくれて、その愛を映画として届けてくれてありがとう。
私はまだ観れてないのですが、劇場に足を運んで愛を受け取ってこようと思います。
楽しみ。