空の音を聴く

好きなものについてまとまりなく書くブログ。関ジャニとか読書とか映画とか。

最近みた映画や、読んだ本の話

 

好きな映画や本についても書きたいなぁ、と思って始めたこのブログ。

振り返ってみると(と、言えるぐらいまで書いていないけれども)、見事にエイトさんのことしか書いていない。

この辺で少し、エイトさん以外のことも書きたいな、と思いこの記事を書いております。

 

横山さんが出て、私が関ジャニ沼にはまるきっかけになった「ON」シリーズの原作の最新刊についても書いているので、ちょーっと興味があるなぁ、という方は良かったらどうぞ・・・(笑)

この最新刊については、発売してまだ間もなく、ネタバレしている部分があります。

あとは、円盤が出たばかりの映画についても語ります。

ネタバレNGな方、十分ご注意くださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<見た映画>

X-MEN アポカリプス」

 

X-MEN」シリーズの新三部作の集大成。

夏に公開していましたっけ・・・?旅行やら野球観戦やらで週末がつぶれ、結局観に行くことが出来なかった今作。

 

 

結論から言うと、めっちゃ面白かったです。

 

お話としては、目覚めちゃったやばいミュータントのアポカリプスが、世界を壊そうとしているのを頑張って止めるお話です(簡単にいうと)。

特殊効果はすごいし、アクションはとんでもない事になっているので、視覚的にも「すごいなぁ~」と感心してしまう今作。

でも、個人的には、やっぱりプロフェッサーやマグニートー、ミスティークなどなどの、登場人物の心理の方に注目したいし、それこそが監督が描きたかったものだと思います。

ジェニファー・ローレンスをはじめ、上手い役者さんたちが出てらしているので、本当に表情を見ただけで涙が出そうになる場面がたくさんありました。

マグニートーの奥さん・こどもさんとのくだりは、むなしくてたまらなかった。

最後、彼の笑顔がみれて本当に良かったよ・・・

あとは、ジーン役のソフィー・ターナーが素晴らしいです。ぜひ見て欲しい。

 

お正月、なんか良い大作映画ないかなぁ~という方におすすめします。

3部作でして、いわゆる「X-MEN1~3」の前日譚といいますか、プロフェッサーとマグニートーの若かりし頃を描いた作品となります。

1:ファーストジェネレーション

2:フューチャー&パスト

3:アポカリプス

といった構成になっています。

 

 

※2作目は、ローグ・エディションというバージョンの円盤が出ています。公開時の吹き替えがミスティーク:剛力彩芽ちゃんだったのが変更になっていたり、ローグというキャラクターのシーンが追加されたりしています。個人的にはこちらをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

<読んだ本>

 

「BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」

 

シリーズ最新作となります。

面白くて、集中して数時間で読めました。

このシリーズ、毎回本当に読めるスピードが尋常じゃないくらい早くて、気が付いたらもうこんなに進んでる!?状態になるんですよね・・・

 

前回の「ONE」で怪我をした比奈子が復活し、新たな事件に厚田班で挑んでいく作品になります。

新展開、といったかんじで、そのせいなのか、いわゆるグロテスクな描写が今まで以上にすごくて、読んでいて背筋がぞっとしました。

 

猟奇事件を解決するお話なので、そこに注目していってしまいそうになるのですが、やっぱりこのシリーズの一番の肝は、人の心に寄り添っている比奈子の姿をみて、読者が色々な気持ちを経験し、自分のこと、他人のこと、様々なこと考えさせられるところだと思います。

普通の女の子の比奈子、何でそんなに優しいの、と思うんですが、悪態もつくし、酷いことも思う。でも、それでも刑事という仕事を誇りに思い、懸命に仕事に取り組んでいる。そんな姿は読んでいて、すごく応援したくなりますし、比奈子の優しさと弱さには毎回泣かされます。

今回も、永久くん(ドラマでは成人女性でしたが原作版ではこども)と中島先生を交えた3人のやりとりのところでは、切なくて涙が出てきました。

 

ドラマ版と原作版では違う部分が多いので(そもそも比奈子と東海林先輩の人格が違いすぎる)、もう別物として読み進めているのですが(笑)、私はどっちの2人も大好きです

原作の東海林先輩は、比奈子を妹みたいに思っていて悪戯したり困らせたりしてお調子者のおちゃらけ野郎(でもやる時はやる)なんですが、そんな横山さんも見てみたかったなぁ。

新展開に入り、もし実現するならこれからのお話もドラマとかにならないかなぁ~スペシャルドラマとかでもいいから見てみたいなぁ~とか思っています(笑)

シリーズもう7作目ですが、個人的には

AID  猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

 

 

「AID」が忘れられません。ドラマを先に観ていたから犯人は分かってはいるんですが、それでも、犯人が分かった時の悲しさは言葉では言い表せないくらいつらいものでした。

シリーズ通して、ドラマでは恐らく端折らざるをえなかったであろう部分もしっかり描かれているので、別世界の比奈子と東海林先輩も見てみたいなぁという方がいらっしゃいましたら、ぜひとも原作を読んでみてください。

 

 

 

 

こんなかんじです。

年末年始は、しっかり本を読みたいと思います。